シニアメイクセラピー活動と私

月に一度デイサービス、老人ホームへ訪問して、初めて会う高齢者へお化粧をする。

ただお化粧をするのではなく、膝を付き合わせて、好きなこと、家族のこと、昔住んでた場所、仕事、遊びの話etc.をまるで喫茶店で話してるような感じで喋りながら進めていきます。
昔のことを話し出すと、お化粧を恥ずかしがっていたのが少し受け入れてくれて、やっていることに質問してくれたり、昔のお化粧事情話してくれたり・・・

仕上がったときのなんとも言えない反応がご褒美。
いきなりシャキーンとなる人、じーっと鏡を見つめる人、饒舌になる人、しとやかになる人、自分を意識する様々なリアクションがうれしくなります。

私が「シニアメイクセラピー」と出会ったのは2008年。
年を重ねても何かしていたいと、長年続けていた仕事の合間に習い始めた“メイクを教えること”。
このときはまだ、シニアメイクセラピーというものは知らず、ただ、教える立場になり社会と繋がっていけたらと思っていたのです。

それが訳あってレッスンをやめなきゃならなくなり、しばらくして結婚、流産、引越、退職といろんなものが重なる時期となりました。

今思うと「岐路」であったことは間違いなく、以前習っていた“メイク講師への夢”がまた浮上してきたわけです。

しかしながら、一度に手離し、環境が変わったことに精神的についていけず、プチ鬱のような状態に。

家に居ても前向きにはなれず、何かしようと探しはじめて、、、
当時スマホはなく、インターネットはまだ日常から遠く、私自身パソコン触るとクラクラしてくる状態だったので、ひたすら脚で情報を集めてました。
といっても、情報の情報がないわけですから、カルチャーセンター狙いで巡って情報収収集です。

以前習ったメイクに繋がるもの・・・とアンテナ張っていたら、
「シニアメイクセラピーしませんか?」のパンフレット。
セラピー?、シニアへ?、セラピスト養成講座?
ボランティアなんだ、ボランティアなのに、メイク方法教えてくれるんだ。
これもメイクだなぁ。
(ボランティア活動したら実際に人の顔へメイクするんだよね、ブランクあるし練習にもなるかなぁ。)
という、優柔不断なきっかけで出会ったわけです。
今、私が講師の養成講座のなかで、自己紹介のときにも話しています、
習いに来てくれるみなさんの方が断然素晴らしい理由で参加されてるんですよ、と。

小さなグループ活動から「NPO法人シニアメイクセラピー協会」として組織となり、100人近くの人数になった団体でずっとお世話になっています。

気に入ればコツコツと続けられる私、協会の設立頃に再び妊娠し出産前後で二年間ほど離れたけれど活動に戻りました。
子連れでボランティア。できたんですよ!
幸い子供は人見知りしない子だった(~になった!)ので、訪問先の利用者さまに気に入られ、折り紙一緒に折ったり遊びの相手してもらって大変助かりました。先方にも喜んでいただきました。

今でも小学生になった息子は、チャンスがあれば一緒に行きたいと言います。

メイクボランティア始めた頃に、“メイクを教えること”も再び学び始めていたので、いつかは「講師」の立場も考えていました。
しかしながら、私は話ベタ&人見知りなものでなかなか自立はできませんでした。

それでも“教える方”の夢は消えず、そんなところへ、シニアメイクセラピー協会の“インストラクター”への道ができたんです。

インストラクター養成講座を学び(厳しかったぁ〰️)
同志の前で恥を更し合いし(笑)、お陰でちょっとは肝据わったかしらね。
思い続けていると道は開けてきます。そこに乗っかるかどうか。
乗っかった私にチャンスは来ました。



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